岡山済生会看護専門学校

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暮らしと看護Ⅰ フィールドワーク

   今年度よりカリキュラム改正により、「暮らしと看護Ⅰ」という科目が構築されました。この科目のねらいは「地域で暮らす人を理解するとともに、看護が提供される多様な場の理解を深める」です。そこで、1年生は、学校周辺を散策し散策中に出会った人々の健康に対する考え方や暮らしぶり、この地域で暮らすことへの思いをインタビューしました。実際に街を歩き様々な世代の方へインタビューをしたことで、今まで便利だと思っていた地域が高齢者や小さな子供たちなどにとって不便であったり、思ってもいないような危険があることを実感していました。また、年齢に関係なく健康や災害に対する意識が高いことや「ここは住みやすい、ずっとこの地域で暮らし続けたい」という地域の方の声が多く、地域と地域で暮らす方への理解がさらに深まったようでした。
   フィールドワークを終えた学生の感想には、「地域の方が快くインタビューに答えてくれて、最後は頑張ってねと声をかけてくれたのがうれしかった。」「看護師として働くうえで、自分が働く病院の周辺や患者さんの自宅の周辺にどのような施設があるのか、交通の便はどうかなどを知っておくことは患者さんの健康をサポートするために大切なことだということが分かった。」などがありました。また、地域の人の温かさに感謝するや、看護師としての考えを深めた学生もいて、今後の「暮らしと看護」の学習がとても楽しみになりました。