滋賀・大阪中津・大阪野江・岡山済生会看護専門学校の4校合同で災害救護訓練を実施しました
9月末に、滋賀県済生会看護専門学校と大阪済生会中津専門学校、大阪済生会野江看護専門学校、岡山済生会看護専門学校の4校が兵庫県の姫路市コンベンションセンター アクリエひめじに集まり、災害救護訓練を実施しました。新型コロナウイルス感染症が流行していた昨年と一昨年は、4校でのWeb開催でしたが、今年度は約180名の学生が対面して、お互いに感染に注意しながら実施することができました。
午前中には、NPO法人ピースウィンズ・ジャパンの稲葉医師から災害時の行動や意識すべきことについて講義をしてもらいました。近年、日本でも起きている災害について、実際のお話があり、今後災害が起きた時にはどのように行動するかについてグループワークを交えながら考えました。
午後からは、担架操法と三角巾についての実技演習と、避難所HUGという避難所をどのように設置するかというシミュレーション学習を行いました。
学生からは、「座学だけでは学ぶことができないことも、実際に演習で練習できて良かった」「各校で協力して授業に取り組むことが新鮮で楽しかった」「他校と交流する機会は滅多にないので貴重な時間を過ごすことができた」など、他校の学生と学習を通じて災害看護の学習だけでなく、他校との友好関係も築くことができたようです。
今回の災害救護訓練によって、いつ発生するか予測することができない災害だからこそ、普段から自分の行動や準備について考えておかなければならないと学ぶことができたようです。